サイゼン注射液 Saizen 6 mg
適応症:
脳下垂体成長ホルモン分泌不全による成長遅延、思春期前の慢性腎不全による成長障害、小児期または成人期発症の重度成長ホルモン分泌不全に対する補充療法、および補助生殖技術(ART)を受ける患者の多卵胞発育の刺激に使用されます。
副作用:
- 注射部位に軽度かつ一時的な痛み、赤み、むくみ、かゆみ、皮膚感覚異常が起こることがあります。
- 関節、骨、筋肉の痛みが出る場合があります。
- 吐き気、嘔吐、頭痛、腹部膨満、腹痛などがある場合、卵巣過剰刺激症候群の可能性があります。
医師の指示に従い、用量とモニタリングを守ることで、これらの副作用のリスクを軽減できます。
注射方法
STEP 1
手を清潔にする。
STEP 2
3ccの注射器で混合済みの薬剤から医師の指示に従って必要な量を吸引する。
STEP 3
(必要に応じてSTEP 2を繰り返す)
STEP 4
へその左右3本指分の範囲内を中心から外側へ円を描くように消毒する。皮膚をつまみ、針を90度の角度で皮下に注射し、薬液をゆっくり注入。10秒間そのままにして針を抜き、アルコール綿で軽く押さえる(揉まない)。
STEP 5
使用済みの注射器、針、バイアルを回収し、次回診察時に医療スタッフに渡す。