性行為しても大丈夫？

Q：卵子凍結中に性行為は可能ですか？

A：採卵の5日前から採卵後1週間までは性行為を控えることを推奨します。排卵誘発剤により卵巣が腫れている状態では、腹部に強い振動が加わると卵巣捻転や嚢胞破裂のリスクがあります。採卵後は1週間の安静が望ましいです。

Q：体外受精の治療中に性行為は可能ですか？

A：卵子凍結と同様に、採卵の5日前から採卵後1週間までは性行為を控えてください。

Q：胚移植時期に性行為は可能ですか？

A：移植の2日前から性行為を避けることが推奨されます。精液の成分が子宮の収縮を引き起こす可能性があり、移植後は胚の着床が安定していないため、胎児の心拍が確認できるまでは性行為を控えた方が安全です。

Q：生理中に性行為は可能ですか？

A：生理中の性行為は感染リスクが高まるため、避けるべきです。

Q：妊娠中における性行為の注意点は？

A：出血、腹痛、前置胎盤、早産兆候がある場合は性行為を控えてください。

妊娠初期3ヶ月間は胎児が不安定な時期のため、慎重に行動すべきです。

妊娠後期は胎児が産道へ下がってくるため、性行為により破水や感染のリスクがあります。

Q：体外受精中、男性は採精前に禁欲が必要ですか？

A：はい。採精の2～5日前から禁欲することで、最良の精子状態が得られます。