ピュルゴン排卵注射 Puregon 300 IU
適応症:
本剤は、クロミフェン療法を受けても排卵しない女性、複数の卵胞の発育を促すための人工生殖補助技術を受けている患者、および性腺刺激ホルモンの分泌不足によって精子形成が低下している男性に適応されます。
副作用:
- 注射部位に軽度かつ一時的な赤みやかゆみが出ることがあります。
- 吐き気、嘔吐、頭痛、腹部膨満、腹痛などの症状が現れることがあります。
これは卵巣過剰刺激の兆候であり、医師の指示通りの用量とモニタリングによって発生率を低下させることができます。
注射方法
STEP 1
手を清潔にする。
STEP 2
ペンキャップを外し、本体を回して開ける。薬剤カートリッジのゴム端を下にして本体に挿入し、しっかりと閉め直す。
STEP 3
注射ノブを回して医師処方の量に設定する。(設定を超えた場合は最大量まで回してから0に戻し、再設定する)
STEP 4
投与量が正しいことを確認したら、新しい針を取り出し、保護シールをはがして、針を時計回りにしっかりと装着する。
STEP 5
へその下左右三本指幅以内の部位を内側から外側へ消毒し、皮膚をつまんで90度の角度で皮下に注射する。注射ボタンを押し切って10秒待ち、針を抜き、消毒綿で軽く1分間押さえる(揉まない)。
STEP 6
手順4と同様に針を外し、ペンにキャップを戻す。残薬がある場合は冷蔵保存する。
STEP 7
使用済みの針とカートリッジ容器は回収し、次回診察時に医療スタッフへ提出する。