人工授精(IUI)の流れは3つのステップに分かれます。ステップ1は排卵誘発(月経1〜3日目)で、注射や内服薬を用いて排卵を促し、必要に応じて採血や経腟超音波検査を行います。ステップ2は卵胞成熟度の追跡(月経8〜12日目、通院約3回)で、採血と超音波により卵胞の発育を確認し、最適な授精時期を決定します。ステップ3は人工授精(月経13〜15日目)で、夫は2日間禁欲し精子を採取、処理後の最も運動性の高い精子を子宮腔内に注入します。麻酔は不要で数分で終了し、その後30分安静にし帰宅可能。14日後に病院で妊娠判定の採血を行います。