適応症:
閉経後の女性の尿から抽出された性腺刺激ホルモン製剤です。
FSH 活性 75 IU および LH 活性 75 IU を含み、卵巣の卵胞発育を誘導するために使用されます。
副作用:
- 注射部位に軽度かつ一時的な赤みやかゆみが生じることがあります。
- 吐き気、嘔吐、頭痛、腹部の張り、腹痛などがある場合は卵巣過剰刺激の可能性があります。
医師の指示と用量を守り、適切にモニタリングすることで、これらの症状の発生率を下げることができます。
注射方法
STEP 1
手を清潔にする。
STEP 2
バイアルのキャップを外し、アルコール綿でゴム栓を消毒。
STEP 3
溶解液のアンプルの青い点を自分に向け、上部を軽くたたいて液体を下に落とし、上部をティッシュなどで包んで折る。
STEP 4
3ccシリンジを使用して溶解液をすべて吸引。
STEP 5
溶解液を粉末バイアルに注入し、やさしく混合する。逆さにして薬液をすべて吸引。(追加の粉薬がある場合はこの手順を繰り返す)
STEP 6
針を27Gに交換し、針を上に向けて気泡を上部に集めてから、ゆっくりプランジャーを押して気泡を抜き、針先に1滴出れば準備完了。
STEP 7
へその下、左右いずれか2本指の位置を内側から外側に向かって消毒し、皮膚をつまんで針を90度で皮下に挿入。薬液をゆっくり注入し、針を抜いた後、消毒綿で1分間軽く押さえる(マッサージしない)。
STEP 8
使用済みの注射器、針、バイアルは回収して次回診察時に医療スタッフへ提出。