適応症:
- 不妊女性が補助生殖医療(ART)を受ける際の黄体機能の補助に使用されます。
副作用:
- 注射部位の刺激、痛み、かゆみ、腫れ、子宮けいれん、膣出血、頭痛、疲労。
注射方法:
- 手を清潔にする。
- バイアルのプラスチックキャップを外す。。
- アルコール綿でゴム栓を一方向に拭いて消毒する。
- 3ccの注射器を準備し、包装を開けてプランジャーを軽く引いて動きをスムーズにする。
- 注射器と針がしっかり締められているか確認する。
- 注射器のキャップを外し、針をゴム栓の中央に垂直に刺入し、針先を薬液に浸す。バイアルを逆さにして薬液をすべて吸引する。
※注意:薬液を吸う間、針先は常に液面の下にあること。 - 針キャップを軽くかぶせ、針先を上に向けた状態で27Gの針を外し、30Gの細い針に交換する。
- 注射器と針がしっかり締まっているか確認する。
- 注射器を軽くたたいて気泡を上部に集め、取り除く。
- 針キャップを外し、針先を上に向け、プランジャーをゆっくり押して針先に1滴の液が出るまで進める。
- 終了後、針先にキャップを軽くかぶせ、注射部位を消毒するためのアルコール綿を用意する。
- 注射部位はへそ下2本指分、左右どちらかの位置。
- 注射部位の中心から外側に向かって消毒する。
- 針キャップを外し、皮膚をつまんで注射部位に垂直に針を刺す。
- 薬液をすべて注入し、注入後10秒間そのまま待つ。
- 針を垂直に引き抜き、アルコール綿で10秒間押さえる。
- 使用済みの注射器、針、バイアルを回収し、次回診察時に医療スタッフに渡す。