オビドレル注射液 Ovidrel
適応症:
体外受精(IVF)などの人工生殖補助技術における排卵誘発に使用されます。
Ovidrelを投与することで、刺激により成長した卵胞の最終的な成熟と黄体化を引き起こします。
無排卵または排卵が少ない女性に対する排卵誘発にも使用され、
刺激により発育した卵胞に対して排卵と黄体化を促します。
副作用:
- 注射部位に軽度かつ一時的な赤みやかゆみが生じることがあります。
- 吐き気、嘔吐、頭痛、腹痛などの症状が現れることがあります。
- 卵巣過剰刺激症候群。
注射方法
STEP 1
手を清潔にする。
STEP 2
針を上に向けてシリンジを軽くたたき、気泡を上部に集める。
プランジャーをゆっくり押して空気を抜き、針先に水滴が出れば完了。
STEP 3
へその左右、三本指分の範囲内を内側から外側に向かって円を描くように消毒する。皮膚をつまみ、90度の角度で皮下に注射し、薬液をゆっくり注入する。注入後10秒間待ってから針を抜き、アルコール綿で1分間軽く押さえる(揉まない)。
STEP 4
使用済みの注射器は次回診察時に医療スタッフへお渡しください。